【メモ】涙そうそう。

元妻と娘とランチ。

最近娘が情緒不安定気味らしく登園拒否で泣き喚くということが多々ある、と元妻から聞かされたのでそういう時は父親として娘を抱きしめてあげたいと思ったから。

離婚した、というのは「離れて暮らすこと」で、いつも一緒に居てやれない、また、そういう状況にしてしまった俺の不甲斐無さで、娘と逢うことはとても嬉しいし励みにもなるんだけど、日々愚図り泣き喚く娘を「うんざり」と言った元妻にも物凄く申し訳無く思う。

父親と離れて暮らす事だけが原因ではないし、逢って抱きしめてあげたところで解決する問題でも無いのだけれど、とにかく逢いたかった。

早生まれのお子さんをお持ちの方なら少なからず覚えがある事と思いますが、娘は今、壁にぶつかっていて、多分そちらのストレスも相当に在るのだろうと思います。少し甘やかし過ぎたというのも在るだろう。ストレス耐性無さ過ぎ。一体誰に似たんだか。

久しぶりに逢った娘は前歯が1本抜けて新しい歯が生えかけようとしていた。


あと、元妻宅に届いた俺宛の郵便物、それと、チェロの弓につける松脂が引越し時の荷物に入って無かったし、スーパーマリオコレクションの特典ブックレットとCDを引き取りたかったというのも今日逢った理由の一つ。

郵便物は自賠責保険の書類。これはどうと言う事は無い。

松脂。ゆんを弾き続けるためには必須アイテムでしばらく全力でイケなかったので。あらためて買うと結構なお値段しますから。それにたかが松脂とは言え、愛用品だったのでどうしても必要。


マリオのブックレットとCDは俺のノスタルジースイッチをONにするために必要だった。以前書いたようにWii持ち出し禁止対象だったのでソフトは別に要らないし、あたらしくWiiを買うのも遊びたいゲームも無い事だし、特典だけ借りた。
「神々が作り給うた傑作の歴史」を知る一級の資料だった。
8ビットのサウンドが簡単に俺の涙腺を刺激する。
ブックレットの「マリオの企画書」の一部分が見れただけでも胸がギュッとなる。何なんでしょうね?この気持ち。



あと、本屋に寄ると井上雄彦先生の「リアル10巻」が出てたので買う。


古いスーパーマリオの音楽を聴きながら、リアルを読んで、何よりも娘の事を想うと涙がぼろぼろ出てきて、心がずーんと沈む。まぁひとしきり泣くと収まるんですけども。


「また映画行きたい」娘が別れ際に手を振りながら言う。パパお仕事頑張るから。たまちゃんのためにお金貯めますから。